ご挨拶


日本腎臓リハビリテーション学会の会員の皆様におかれましては日々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

私は2021320日の理事会において理事長を拝命いたしました筑波大学医学医療系腎臓内科学の山縣邦弘でございます。1984年に筑波大学を卒業の後、腎臓内科を専門として学び、腎臓内科各分野の診療・研究・教育に従事してまいりました。本学会におきましては20111月の設立時より理事、2016年より副理事長として活動してまいりました。初代理事長の上月正博先生の後任として、これからの2年間、会員の皆様とともに日本腎臓リハビリテーション学会の更なる発展のために尽力して参りたいと思いますので、ご指導,ご鞭撻をよろしく御願いいたします.

本学会は、医師、理学療法士、看護師、保健師、管理栄養士から行政まで様々な方々が集い、腎疾患患者の進展予防ならびに末期慢性腎不全で腎代替療法中の患者までの精神的、身体的障害の軽減のために、一致協力して医療を推進することを目的としております。このような診療、ケア、生活指導、食事指導、服薬指導、社会福祉の応用などを通して対応する包括的腎臓リハビリテーション各分野の学術水準向上の実現、これらによる腎臓障害患者のQOL向上、保存期腎不全患者の腎予後、すべての腎疾患患者の生命予後の改善等を通じて日本の医療・福祉の向上に寄与することが重要な達成目標とも言えます。

この10年間で、糖尿病性腎症による保存期慢性腎不全への高度腎機能障害指導管理加算が診療報酬に加わり、腎臓リハビリテーションガイドラインの発刊、腎臓リハビリテーション指導士制度の確立などを通し、本学会の会員数は飛躍的に増加しました。この様な軌跡をさらに拡大延伸させ、今後、尚いっそう会員の皆さまにとっての充実した活動を行っていただける様、精進する所存です。

本年度は日本腎臓リハビリテーション学会誌の発刊、腎臓リハビリテーション指導士を目指す方、既になられた方々に、なるべく多くの技術、知識の向上の機会をつくることを通し、更なる腎臓リハビリテーション普及を目指し邁進したく思います。現状は新型コロナウィルス感染症蔓延下で様々な制限がありますが、克服の後は、皆さまのますますのご協力の程何卒よろしくお願いいたします。

 

20213月吉日

 

一般社団法人日本腎臓リハビリテーション学会 理事長

 

山縣邦弘